泣かないため

泣かないため「もう過ぎたことだから大丈夫だよ?」
そう友達の前で笑って見せた私。
その表情は、少し強張っていたのでしょうか・・・友達数人が多少の困惑の色を見せていました。

彼と別れて半年が経ちました。
別れを切り出されたときのことを考えれば、精神的にもだいぶ落ち着いたような気がします。
といっても、別れを告げられたあの日から
私は1度も泣いていないのです。

当然、悲しくて苦しい気持ちもあったのですが私は涙を流すことが出来ませんでした。
もっと現実的なものとして捉えられるようになった時に
自己表現の1つとして涙を流すことが出来るのだろうなとも思ったのですが
それが出来ませんでした。
また、出来ないが為に彼のことが心のどこかに引っかかり続けているようにも思えたのです。

泣かないために振り向いたりしない。
彼と別れて直ぐそう思ったような気がします。
その考えが、結果として良くないものを蒔いてしまったようでした。

1度はキチンと振り返って、涙を流してみるのもアリなんですよね。
半年が過ぎて、ようやく涙が出た私。
その事で、随分とすっきりしたように思います。

泣かない強さなんて良く言われますが、私からすると泣ける強さを持っているほうが大切なのではないかと
感じるのです。

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